最愛のプーちゃん

9月15日 18時40分

最愛のプリンは13歳で犬生に幕を下ろしました


プーちゃんの最期を書きます

お辛い方はお読みになられませんように





2週間前までプリンは生きていました

2週間前の火曜日、危篤状態となり、3日間の壮絶な苦しみに耐えました


プーちゃん、頑張らなくていいんだよ

言いたかった

お母さんが生きて生きて生きてとたくさん言ったから

プーちゃんを今、苦しめているんだね


15日朝

意識が朦朧とするプーちゃんの身体を撫でて声をかける

いつも騒がしい他の子たちが静かに寝ている


きっとわかるんだね


休診日のかかりつけ医と時折連絡を取りながら過ごす


プーちゃん、ここにおいで

50センチほど離れてプーちゃんに声をかけた

プーちゃんは、静かに来た

これが自分で動いた最後の瞬間


酸素を送りながらもプーちゃんの息が早い

家族ラインでプーちゃんの容体を知らせる


涙が出る

プーちゃん、プーちゃん

何度呼んだだろう


小さな目に涙をいっぱいためているプーちゃん


昼頃娘が家へ来ようとしたが、ちょうど寝たので止めてもらった

3時ごろ、心配で心配で仕方のない主人と息子が帰ってきた

心強かった

三人でプーちゃんを囲む



夕方、私はお世話があり1時間ほど出掛けた

主人はプーちゃんにずっと寄り添って話しかけてくれていた

プリン、プリンと


18時、帰宅


プーちゃん、ただいま

みんなが吠えて少し上体を起こした

返事はないが目が合った


18時10分頃

少し上半身を起こし首だけが後ろに倒れたプーちゃん

ゆっくり首を元に戻し寝かせた

酸素は送り続けている


18時25分頃

ずっとそばにいて撫でていた主人が叫ぶ

プーちゃんが急に起き上がったよ

ほら、見て


プーちゃんどうしたの?


あたりをゆっくり3回見まわし

今までの苦しい表情から【笑顔】になったプーちゃん


プーちゃんが、笑ってる!

驚く主人


正面にいた私を見ながら

ぷーちゃんはゆっくり倒れました


18時30分

もう駄目かもしれない

わかってる

今意識を取り戻しても苦しいプーちゃん

でも、いやだ

プーちゃんがいなくなるなんて

いやだ

私の手は心臓マッサージを始めた


プーちゃん、戻りなさい

いっちゃだめ


主人は名前を叫びながら背中をさする

息子には娘を呼ぶように伝え、電話をしながらプーちゃんの手を握り名前を呼びながら酸素マスクを近づけている

私は心臓マッサージをしている

家族全員

プーちゃんがいなくなることを拒み続ける


心臓マッサージ

正確には肺に酸素を送ることをした

酸素を送らなければ脳死となり心停止する


心臓マッサージはあばら骨が折れ、内臓が破裂する

苦しむプーちゃんに、私にはそこまでできなかった


それぞれが今、プーちゃんに出来ることをしている


気道を確保しようと首を上に向けたがすぐ下を向くプーちゃん

3回したが意識はないのに拒絶した

力の抜けたプーちゃん


もういいんだね

自分で最期を決めたんだね


その瞬間、口と鼻から液がこぼれた


かっこよすぎるよ、プーちゃん


私は泣きながら手を止めた

泣き叫ぶ主人の手を抑えた


プーちゃん、これでいいんだよね


18時40分 

瀧下プリン 永眠


子宮蓄膿症による敗血症

心臓さえ健康だったら手術できて、治ったであろう病


健康な臓器を取ることをしなかった

後悔が残る


息子に酸素マスクを外してもらって、保定してあった点滴の針を抜いてもらう


程なくして娘がきた

まだ少し温かさが残るプーちゃんに会えた


家族全員揃ったよ、プーちゃん


家で看取るとはこういうことだ

動物看護士の資格を取った私に先生は家で出来る限りのことをして

最期は私たち家族の手の中で迎えさせてもらうようにしてくれた


身体には何一つ傷などないプーちゃんをきれいに洗ってお洋服を着せて寝かせた